◎膝の痛み なぜ痛くなるの?
中高年の方で、膝痛に悩む人が多いのは、加齢とともに膝の軟骨が弱く、膝を支える周囲の筋肉が弱くなるためです。
人間、歩いている限りは膝の軟骨に体重負荷がかかりますし、筋肉の収縮による圧迫力も受けます。
40歳を過ぎたあたりからは、それまでと同じような仕事、生活、運動を痛みなどの症状が現れてくる場合が増えてきます。
つまり膝の痛みは、加齢による身体の変化と日常生活での負担という避けられない原因によって生じるということになり、ある程度、宿命と言えます。
さらに、女性の場合は閉経による影響もあります。
しかし痛いからといって動かさないのは逆効果です。
膝の痛みを軽減させるには無理のない体操・運動が大事になります。朝・昼・晩の1日3回を行うことが大事です。
まずは自分のペースでウォーキングから始めてみましょう!
正しい歩き方をするだけで、膝痛予防に大切な大臀筋と内転筋が鍛えられます。
最近は若い人たちでも歩き方が原因で大臀筋が低下して、体を支えられず普通に座ることもできない人が増えています。
正しい歩き方とは前に脚をだしたときに膝が伸びていること。
膝を曲げたまま歩いていると、ある一定の部分だけに負荷がかかり、膝の皿(膝蓋骨)が不安定になって膝痛を起こします。
反対に、悪い歩き方とは、歩幅が狭く、膝を曲げた歩き方です。
時々、ショーウィンドーなどを見て、自分の歩き方をチェックしてみましょう。
当院では歩き方のチェックから正しいホームで歩けるようになるまで指導させていただきます。
年齢のせいなんかにせず自分と向き合い前に進んでいきましょう!
あなたの体はまだまだ動くことができます!